キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド ゴルフ5春の大試打会 試打評価
キャロウェイもテーラーメイド同様に毎年2月頃に新製品の発表があり、春先に新製品の発売があります。
今年2023年はパラダイムが発売されました。
2022年はローグSTシリーズで今年はエッピクの年かなと思いきや、今年はパラダイムという名前で出ました。
前回モデルのローグSTは安定感のあるシリーズでしたがパラダイムはどうでしょうか?
前回のローグSTのMAX LSに当たるのが今回のトリプルダイヤモンド
ですので少しハードモデルとなります。
それではパラダイム トリプルダイヤモンドを実際に打った感想を書いていきたいと思います。
見た目
まず見た目ですが、正直とってもがっかりしました。
ローグSTのマットクラウンはとても好きだったのですが、今回は艶のあるクラウンになっていました。
ここは好みの世界ですが、それよりもクラウン部分とフェイス部分のつなぎ目が綺麗とは言いづらく、無理矢理くっつけった感があり
もっと上手にフェイスの金属部分と、クラウン部分のカーボンを繋げれなかったのかと、がっかりしました。
キャロウェイパラディムトリプルダイヤモンドドライバーレビュー - スティックスが旅行する予定です (havestixwilltravel.com)
スタンダードモデルはぼてっとした印象がありましたが、トリプルダイヤモンドはキャロウェイらしい三角形の形状でシャープな形状です。
また、スタンダードモデルはフェイス側のセンターにキャロウェイマークがありましたがトリプルダイヤモンドは無くなっています。
担当の方に聞いてみた所、プロは狙った玉を打つ為にその都度ボールの位置を微妙に変えるのでマークがフェイスの上にあると邪魔になるそうなので無くしたそうです。
上からの見た目はあまり好きではありませんがソールのデザインはかっこいいと思います。
また、スタンダードモデルは弾道調整機能がヒール側に付いているので、こちらは嬉しい機能だと思いました。
PARADYMドライバー | PARADYMシリーズ | キャロウェイゴルフ公式サイト (callawaygolf.jp)
打感
ここ数年キャロウェイの打感は好きで、今回のパラダイムも柔らかい打感ですが、
適度なハジキ感もあり打感は好印象でした。
操作性・安定性
トリプルダイヤモンドという事で、やはりスタンダードモデルよりは少し捕まりは弱めです。
ですが右に滑るという感じでは無く捕まったフェードを打ちやすと感じました。
ドロー、フェードとも打ちやすくスタンダードパラダイムよりも捕まり過ぎない感じです。
玉の高さは気持ち低いなと感じましたので、レンジボールですので分かりませんが
現場で本球だともう少し上がる気もしますが玉はもう少し上がってくれると良いなと思いました。
飛距離
試打会でレンジボール&測定器もないので不明
総評
前作のローグST MAXLSをエースとして使っていた時期もありかなり期待しましたが
今回は、見た目があまり好みでは無かったのでがっかりです。
前回までのクラウンとフェイスの境目が隠れている方が私は好みです。
ローグST MAX LSと比べて今回のトリプルダイヤモンドは、少しだけ捕まりが弱くなり、玉の高さが下がり、ほんの少しだけハードになった様に感じました。
ですが、キャロウェイは元々少し捕まるようにクラブ作りをするので、テーラーメイドのステルス2プラス比べると易しいと思います。
見た目以外は好印象、打感も良く、方向性も良い
低スピンで弾道も低めなので、ランが出そうですし、風が強い状況や打ち下ろしなどに強く実戦向きに感じました。
構えた時の見た目が気にならない人で、少し捕まるが玉が高く上がりすぎない性能のヘッドを探している方には良いと思います。